ハクビシンが家屋に浸入してしまった場合、そのまま放置していると重大な被害を生んでしまいます。そのため、早めに業者へ依頼し駆除することが大切です。ハクビシンを駆除するには、狩猟免許や自治体からの許可が必要となり、自分で駆除することは基本的に難しいです。
そのため、「ハクビシンが天井裏や床下にいるかもしれない……」と思われたら、業者へ相談しましょう。本記事では、ハクビシンの被害事例や対策方法について解説していきます。さらに自分でできる対策方法についても触れていきますので、参考にしてみてください。
目次
ハクビシンの被害の特徴
ハクビシンを自宅の庭で見かけたり、天井裏から物音がしたりするのをそのまま放置していると、さまざまな被害が起こるおそれがあります。ここでは、ハクビシンの被害にはどのような特徴があるかをご紹介します。
深夜に物音がうるさくて眠れなくなる
ハクビシンの被害として多いのが「物音」です。ハクビシンは夜行性のため、夜間活発に活動します。また、ハクビシンが動き回る音は「ドタドタ」と大きいです。もし、天井裏に住みついてしまったら、その音のせいで睡眠を邪魔されてしまいます。その結果、不眠症で悩まされることになってしまいます。
ハクビシンの糞尿で天井が抜け落ちることも
ハクビシンには、同じ場所で繰り返し排泄をおこなう「溜めフン」という習性があります。ハクビシンが天井裏に侵入し、そこで何度も糞尿されてしまうと、天井が腐ってしまい最悪天井が抜け落ちてしまうおそれがあるのです。
病原菌をふりまいて健康被害を起こす
ハクビシンの糞尿による被害は天井が抜け落ちることだけではありません。糞尿によるトキソプラズマやサルモネラ、E型肺炎などの感染症の発生リスクがあります。
感染症以外にも、ハクビシンによる健康被害はあります。それは、ハクビシンの毛に付いたノミやダニによる被害です。とくにダニはアレルギーの元凶です。そのため、アレルギーを発症してしまうおそれもあるのです。
またノミは、人だけではなくペットも被害に遭うおそれがあるので、ハクビシンを早急に駆除する必要があるのです。
ハクビシンは強い繁殖力をもつ……早めに駆除しておこう
ハクビシンは年に1回の出産で約2~3頭生みます。これだけ聞くと、繁殖力は強いとは感じられないことでしょう。しかし、ハクビシンは生後10ヶ月後から出産が可能になり、また妊娠の期間が2ヶ月と短いです。
そのため、早めにハクビシンを駆除する必要があります。ハクビシンの駆除は、狩猟免許や自治体から許可をもらわないとおこなうことができません。弊社では、ハクビシンでお困りの方からのご相談を親身にお聞きいたします。
ご相談後、お客様に最適な業者をご紹介させていただきますので、ぜひお問い合わせください。
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ハクビシンを撃退するには【駆除の流れ】
ここまで説明したとおり、ハクビシンを放置しているのは危険です。ここでは、ハクビシンの対策方法について解説していきますので、参考にしてみてください。
ハクビシンの駆除は自分でできるのか【自治体の許可・狩猟免許が必要になる】
ハクビシンを自分で駆除するのは難しいです。なぜなら、「鳥獣保護法」で捕獲や駆除を許可なくおこなってはいけないとされているからです。ただし、狩猟免許を所持し自治体からの許可があれば、ハクビシンを駆除することはできます。
もし、免許なし・許可なしといった状態でハクビシンを捕獲・駆除してしまうと法律違反になってしまいますので、注意しましょう。
プロに相談してみよう!
先ほどご説明したとおり、自分でハクビシンを駆除することは難しいです。そのため、プロへ相談・依頼をすることが必要です。プロはハクビシンの駆除を以下の方法でおこないます。
ハクビシン駆除の方法
1.駆除作業をおこなう前に現地調査をする
依頼場所へ赴き、ハクビシンの侵入口・侵入経路、フンや巣があるかなどを事前に調査します。
2.追い出し
追い出しの方法は、くん煙剤を天井裏や床下などにたいたり、忌避剤を散布したりするといったものです。これらを使っても出てこない場合は、直接追い回す、大きな音(爆発音)を出すなどをして、ハクビシンを驚かせ追い出すこともあります。
3.捕獲
ハクビシンを捕獲する際には、檻かごなどを使用したワナ捕獲が多いです。この捕獲方法のほかに、手取りや射殺駆除という方法もあります。しかし、手取りは1匹捕獲するのに最低でも5人は必要となり、射殺駆除では鉄砲を使用するのに許可が必要になります。その結果、ワナ捕獲が多く用いられるのです。
4.糞尿や巣の撤去と殺菌・消毒
ハクビシンを駆除したあとは、糞尿や巣を撤去し掃除します。ハクビシンを駆除しても、糞尿などがそのままだと、再びハクビシンが侵入してくるおそれがあるからです。
また、カビや雑菌の発生や害虫(ゴキブリなど)の発生の原因にもなります。そうならないためにも、業者が糞尿や巣の撤去と殺菌・消毒までおこなってくれるのです。
5.侵入口を塞ぐ
すべての作業が終わったら、ハクビシンが再び侵入してこないように侵入口を塞ぎます。
以上がプロのおこなうハクビシンの駆除方法です。ハクビシンの駆除をプロに依頼することで、確実に捕獲・駆除をおこなってもらえます。また、駆除後の掃除や殺菌・消毒、侵入口を塞ぐことまでしてもらえるというメリットもあり、自分でおこなうよりも安心感があります。
ハクビシンの駆除を依頼するには【依頼先について】
ハクビシンの駆除を依頼する際、どの業者へ依頼すればよいのかと悩むことでしょう。そのようなときは、複数の業者から見積りをとる「相見積り」をおすすめします。複数の業者から見積りをとることで、ご自身の納得する費用で依頼できるからです。
弊社でもお客様が見積りをご希望された際は、お近くの弊社加盟店の業者をご紹介させていただき、その業者が現地見積りいたします。ぜひ相見積りのひとつとして弊社をご利用ください。
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ハクビシン被害の予防しよう!【自分でできる対策方法】
ハクビシン被害を事前に防ぎたいときは、自分で対策する必要があります。ここでは、自分でおこなえる対策方法や便利グッズをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
自分でできる対策方法
自分でハクビシンを駆除するのは難しいですが、対策することはできます。これからご紹介する対策方法で、ハクビシンの被害を防ぎましょう。
1.エサとなる生ごみを処理する
生ごみは、ハクビシンを家屋に浸入させてしまう原因となります。また、生ごみのほかにジュースの缶に入っている飲み残しもハクビシンのエサになるので注意しなければいけません。生ごみはしっかりゴミ箱に入れるか撤去し、ジュースの缶はよく洗ってから捨てましょう。
2.身を隠せるような雑草・落ち葉の撤去
非常に警戒心の強いハクビシンにとって、生い茂る雑草や落ち葉は身を隠せる場所となります。そのような場所を作らないためにも、定期的に草刈りや落ち葉の掃除をするようにしましょう。
3.侵入経路となる庭木の剪定をする
屋根の近くに庭木がある場合は、定期的に剪定をおこないましょう。ハクビシンは木登りが得意な動物です。そのため、木の枝が屋根に向かって伸びていると簡単に侵入されてしまいます。ハクビシンは枝などから横に飛んで場所を移ることはないので、枝を切り落としておくことで侵入を防止できます。
便利グッズを活用しよう!
ハクビシンの対策として、強いニオイを使用して家屋に寄せ付けない方法もあります。その際に使用するのが、獣よけ線香や忌避剤といった便利グッズです。それぞれの特徴は以下のとおりになっています。
獣よけ線香
唐辛子と巣を混ぜたようなニオイをしており、ハクビシン以外にもアライグマやコウモリなどにも効果があります。使用方法は蚊取り線香と同じで、火をつけてハクビシンが通るような天井裏や床下などに設置するだけです。
獣よけ線香はニオイだけではありません。唐辛子などの辛みの主成分であるカプサイシンも同時に飛散させます。そのため、ハクビシンだけではなく飼っているペットの鼻を刺激してしまうおそれがあるのです。
また、人もカプサイシンを含んだ煙が目や鼻に入ってしまうおそれもあるので、獣よけ線香は使用上の注意をよく読んでから使うようにしましょう。
忌避剤
忌避剤の中には、ハクビシンの天敵であるオオカミの尿を使用したものがあります。天敵のニオイは本能的に危機を感じるため、ニオイ慣れすることはなく近づくことはないでしょう。
使用方法は、入れ物に忌避剤をセットしてハクビシンが侵入しそうなところに設置するだけです。天然由来成分のため、屋外の被害防止にも使用できます。
ただし、ご紹介したどちらのグッズも持続性がないので、定期的に設置しなければいけません。「ハクビシンを早急に駆除したい!」という方は、業者へ駆除の依頼をしましょう。弊社にご連絡いただければ、ご要望にあった害獣駆除業者をご紹介させていただきます。
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