ハクビシンは「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」によって保護されていますが、農作物や生活被害を発生させている固体に限り、許可を得て捕獲や処分をすることができます。
保護されているハクビシンとは違い、アライグマは「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」によって駆除の対象になっています。
ハクビシンが特定外来生物にならなかった理由は、日本古来の生物と思われていたことにあります。
最近になって江戸時代に中国から輸入されたと考えられるようになりましたが、いつ頃日本に入ってきたのかはっきりしないため、外来生物には指定されなかったのです。