今年の夏も、暑さのピークは過ぎて、そろそろ秋へと移り変わろうとしています。日中の気温も30℃を超えない日が多くなってきました。
最近、アライグマやイタチなどの害獣を家で見なかった、というお話をよく聞きます。それだけだといつの間にかアライグマなどはどこか遠くへ去ったように思えますが、実はそれも、夏のせいだったのです。
真夏はアライグマやイタチが巣として使う場所、特に屋根裏などが高温になります。こうなると、都市部の住宅はアライグマたちにとっては住みにくい環境になるため、一時的に姿を見せなくなります。
ということは、今からの季節、屋根裏の温度が下がってくれば、また戻ってくる可能性があるということです。
アライグマやイタチは冬眠をしないのですが、冬の間はできるだけ暖かい場所に巣を作り、エサも溜め込む習性があります。
私達が済む住宅は、最近特に屋根裏にも断熱材が張られていて、冬の寒さを凌ぐのに適した場所となっています。
巣に貯めこまれた食材などが腐敗したり、糞や尿が天井材などに染みこむことによる悪臭は酷いものがあり、それによって、アライグマやイタチが住み着いていることが分かる事例も多いようです。
もし、イタチやアライグマが屋根裏などに住み着いているのを見つけたら、早めにご相談ください。