害獣といえば人の生活に色々な被害を与えるものですが、中には、イタチやアライグマのように、初めて目にする人には「かわいい」と思われる種類もいます。
しかし要注意!みだりに「触ってみよう」と考えるととても危険です。見た目はかわいらしくても彼らは獣。みな鋭い牙や爪をもっていて、不用意に近づいた人に怪我を負わせることがあります。
害獣の爪は鋭く、咬合力(噛む力)もとても強いので、怪我をした場合には思った以上に深い傷になっていることがあります。また、爪や口の中には様々な細菌が繁殖しているので、噛まれた部分の腫れや、破傷風などの感染症にかかる恐れもあります。
万が一害獣に噛まれた時には
・水などで傷口をきれいに洗い流す
・消毒液で消毒をする
・綺麗なガーゼなどで傷口を覆う
・必ず病院で受診する
これらの対処が必要ですが、一番いいのはもちろん害獣に怪我を負わされないこと。もし、アライグマやハクビシンのような、見た目のかわいい動物を見つけても、決して不用意に近づかずに「害虫駆除110番」までご相談下さい。ひょっとしたら、近くの軒下や屋根裏に巣を作って住み着いていることもあります。