害獣駆除には様々な案件がありますが、どの場合も共通なのは被害が出る前に防ぐことができれば一番だったということ。そして、害獣駆除に至った時もその後同じ被害が出ないように対策をするということです。その為には害獣の生態を知っておくことが重要です。今回は害獣の中でもイタチについて触れてみましょう。
害獣としてのイタチの生態の中でも驚くのはその移動能力です。小さな隙間もするりと通り抜けることができる上、非常に素早く、壁などを垂直によじ登ることができる高い運動能力があります。さらに水中を泳ぐこともできるので、小さな川を泳いで移動することもできます。このことからイタチの侵入は思わぬ方向から、高い場所や小さな隙間を使っても行われるということです。侵入を防ぐ為には十分気をつけなければいけません。
加えてイタチは複数の場所を利用する生態があります、つまり本拠地の場所と休憩用の場所です。イタチは夜行性で主に夜に行動しますが、夜が明けると本拠地に戻らずに近くの休憩用の場所に入る事が多いので、別の場所に巣があるイタチであっても、さらに近くの住居に侵入することがあるのです。
なによりこれらの生態の他に、イタチは凶暴性があることも忘れてはいけません。害獣の被害を増やさない為に生態をよく見極めながら対処しましょう。