日本生態学会によって、侵略的外来種ワースト100のひとつに認定されている
アライグマは、私たちの経済へ大きな被害を与えてきます。
具体的には、トウモロコシやスイカなどの農作物が食べられたり、乳牛の乳首が
噛みちぎられたりする被害が発生しており、スイカには前足が入る程度の穴が開け
られていたり、トウモロコシは綺麗に皮が剥がされていたりと、食害の痕は特徴的です。
こうしたアライグマによる農業被害総額は、2009年の時点で約2億8000万円にものぼり、
数年の間でほぼ倍増しています。
もしお近くでアライグマを見かけたり、タヌキのような動物に被害を受けられている方は、
お早めに専門業者へご相談し、徹底的な対策を取られることをおすすめします。